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私と詐欺師

第4章 4



翌日、青学に行くと
不思議そうに見てくる同じ学校の人たち。

青学の練習でも見て行こうと思って
テニスコートに行くと、グラウンドを走っているだけで
テニスの練習をしているわけではなさそう

「やぁ、日暮。おはよう」

「おはよう。朝の練習って」

「あぁ、いつもコートの周りを走ってから始めるんだ」

なるほどね。

「少し打つんだけど、見て行くかい?」

「見て行かない」

「連れないね」

「青学で、媚び売っても仕方がないし。
私は、職員室に用があるから」

「気を付けて」

そう言って練習に戻っていった不二君。
橘君と何かを話しているようだけど
さして、興味はない。

学校の中に入ると、入り口には
手塚君の姿が

「おはよう」

「あ、おはよう」

「今日からだな。案内しよう」

「ありがとう」

職員室まで案内してくれた手塚君にお礼を言って
入ると立海よりも若干狭い職員室。
立海が広すぎるだけなのかもしれない。

「あ、日暮月渚さんよね。
クラスは、2組ね!」

2組?

「分かりました」
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