第16章 16
「立海で追いつかないからと公立へ移る生徒も少なくはない。だが、日暮は中学も、高校も本来は青学ではなく立海にいるべき人間だということだ」
「!?」
「それと、コイツの勉強速度がどれくらいか知りたいのなら、そうだな。空き教室にでも見に来るといい」
カバンを持って柳君たちの方に行くと
先に出てくれた2人と一緒に出て、空き教室に行く
「流石だね。柳君」
「何を言っている。しかし、あそこまでひどいとはな」
「でも、最初のころに比べたらさ、顔色が変わることも減ってきてるよ」
「そうみたいだな」
机をくっつけて、立海で使っていたノートを取り出すと
「青学の方のノートは」
「これ」
「随分とまた」
「悠長だな」
「ふふ。だからつまらないんじゃない」
「そうだな。復習にもならん」