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私と詐欺師

第16章 16



お茶の時間を終えたタイミングで
幸村君がテレビを付けに行くと、マミちゃんもテレビの方に見に行って

「これで、少しは集中できるかな」

「何も動かさんでも」

「いや。どうせいつもこれを見て居るからね」

そうだったんだ

「じゃあ、続きをやろうか」

「うん」

ある程度を終わらせると
そろそろ帰ろうか。ということになった

「じゃあ、お邪魔しました」

「いや。日暮今日はご馳走様」

「いいえ。マミちゃんにも、また作ってくるね。って伝えておいて」

「あぁ。喜ぶよ」

そう言って幸村家を出ると

「しかし、あそこまで幸村君に似ているとは思わなかった」

「俺もだ」

「えぇ」

「雅治も雅衣ちゃんが反抗期になったら大変だね?」

「勘弁じゃ」

「そうだな。あたふたしてそうなイメージだな」

「そうだね」

図書館でみんなで解散して

「月渚」

「雅治?」

家の前で呼ばれたと思ったら

「お前さんがいい嫁になりそうなのも、いい母親になりそうなのも事実じゃ」

「!?」

そんな爆弾を落として家の中に入っていった雅治

「何も、それを今言わなくてもいいじゃんか」
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