第15章 15
「明日、友達と遊ぶんだもん」
「夜言って来ても見てやらんぜよ」
「やだぁ!」
「意地悪しないの。明日遊ぶなら、今から見てあげればいいじゃない」
そう言った私の言葉に
「お兄ちゃん!帰ろ!宿題見て」
そう言って雅治を引っ張り出した
「おーおー。分かったから、そう引っ張りなさんな」
雅衣ちゃんを抱き上げると雅紀君に引っ張られるように帰っていった仁王兄弟
「なんだかんだ言ってもお兄ちゃんなんだから」
静かになったリビングで、少しでもやろうと勉強道具を取り出すもいまいちよく分かっていなくて
得意分野からやって行こうと思ったのだが
ピンポーン
と鳴ったチャイムを見に行くと
鈴と丸井君が一緒にいて
「どうしたの?」
「幸村君から連絡が来たんだ」
「幸村君?」
一体何があったって言うの?
「鈴を参加させられない。
参加するなら、同じマネージャー業務をやる日暮に連絡をしろって」
「何それ」