• テキストサイズ

私と詐欺師

第14章 14



「俺と月渚の子じゃよ」

「「日暮」」

「んなわけないでしょ。
雅治の弟だよ。2人共」

「は?」

「おばさんたちはもう、仕事に出てるんだ?」

「あぁ。おかげで朝早くから起こされてるぜよ」

朝弱い雅治がこの時間に来るくらいだもんね

「しかし、随分と」

「年が離れておるからのぉ。
随分と可愛いもんじゃ」

「今日、立海に連れて行くしかないからのぉ」

「あ、そうなんだ」

「あぁ」

ひょいっと渡された末っ子。

「妹?」

「あぁ」

私に渡されても泣きもしない末っ子

「今は寝てるからのぉ。
起きたら大変じゃ」

そう言って雅紀君と遊び始めてしまった雅治

「ちょっと。朝ごはん、作れない
ドリンク作れない」

「おー。すまん。すまん」

「思ってもないくせに」
/ 248ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp