第14章 14
あの後、また眠ってしまった私が起きたのは
翌日の早朝だった
「おはよう。幸村君、柳君」
「あぁ」
「もう平気なのか?」
「うん。平気だよ。
あれだけ寝たからちょっとはスッキリしてる」
「そうか。なら良かった」
「真田君は?」
「早朝のランニングに行っているよ」
「そっか」
ランニングに行っているのなら
帰ってきて水分取るね。きっと
「おはよう」
「おはよう。手塚君に不二君」
後起きてないのは鈴と丸井君。
雅治と言った所だろうか
思いっきり玄関が開いた音がしたと思ったら
柳生君と雅治。それと雅紀君の姿があって
しかも、雅治の腕にはさらにちっこい
雅治2号の姿
「に、仁王」
「その子供たちは」
「あぁ」