第12章 12
「あぁ。今日の昼間には
俺の所に連絡が来ているぞ」
「はぁ・・・」
どんだけ、柳君信者なんだか
「構わないだろう?精市」
「ん?あぁ。いいよ。練習を見るくらい」
「いつの間に降りてきたんだい?」
「ついさっきだよ?」
「へぇ」
「日暮ご馳走様」
「いいえ」
向こうで食べていた3人も食べ終わったのか
キッチンに持って行ってくれていた
「つけておいてね?雅治」
「ゆっくり話すと良いぜよ。
食器ぐらい洗っとくけぇ」
「なぁ、一体仁王と日暮は」
「幼なじみで、付き合っている」
「幼なじみ同士で立海なんだ?」
「恐らく、仁王がテニスをやるのに
受験をしたのを追いかけてきたんだろう」
「だが、その結果は。今まで以上にいい成果も出ていることも事実だから俺達も何も言わない」
そうかなぁ?
「詐欺師の使いだからな」
「やめて。その言い方」