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私と詐欺師

第12章 12



柳君たちの所には、飲み物をもって
椅子に座ると

「日暮」

「んー?」

「いろいろとすまなかった」

そう言って頭を下げて来た不二君

「何で、今更」

「本当は、橘も佐伯も来させるべきだと
俺は思ったんだが、明日、来ると。
あの2人には拒否されてな」

「別に、うわべだけで謝られても
私は何も思わない。
それが、他人に言われてやっと謝るような
そんな話、誰が聞きたいと思っているの」

「日暮」

「謝りたくないならそれでも構わないけど
今度の合宿で、私が立海でも青学でも
構わない。って幸村君も柳君も言ってくれてるし
私も、そんな人たちのいる学校の方に居たいとも思わないし」

「そうか」

「何で、立海が明日の試合申し込んだか知ってる?」

「明日?」
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