第11章 11
夕飯を作って手塚君たちもいることで
作る量もいつもの金曜日の倍の量を作る羽目に
ご飯も炊いて、みそ汁も作る
泊りがけの食事のルーティーンは出来上がっている
「お、うまそーなにおい」
「上の2人にも渡してくるから、待ってて」
「ほーい」
上に2人分の食事をもっていくと
オーダーの話し合いをしていながらも
あーでもない。こーでもないと言っているのが聞こえてくる
「あの2人がいなかったら、下でも出来たんだろうけどね」
ガチャとドアを開けたら
「なんだ日暮ではないか」
と言って来た真田君
「暑かったら、エアコンもつけていいからね?」
「あぁ。助かる」
テーブルに食事を置いて部屋を出ると
下ではワイワイとしているが
割と落ち着いているのは、柳君と柳生君。
それと青学の2人だ
「あの2人が煩いな」
「先に食事渡すから話してていいよ」
「すまない」
雅治と丸井君、鈴の所に食事とお茶を持って行くと
男2人手が出るのは、早かった