第11章 11
「ううん」
そのセリフは、立海でも聞いたことがある。
それも、立海テニス部のパパこと
真田君に
「でも、本当に大丈夫だから。じゃあね!」
そう言って青学を出て
着替えてからスーパーに行く
買い物を終わらせてから
自転車の籠に荷物を入れて
帰るときだった
「日暮さん?」
「桃城君だっけ」
「はい。しかし何で、こんな所にいるんっすか。
まさかスパ」
「スパイじゃないから。
今学期だけ青学の高等部に通ってるの。
夏休みには立海のある神奈川に戻るよ」
「そうなんすね」
「でも、合宿で桃城君の他にもいる後輩たちにも
私も含めて会うことになるだろうけど」
「え?
日暮さん、来てくれるんすか」
「まぁ、一応はね」
じゃあね。と言って家に帰ってきたころには
もう、真っ暗になっていた
夕飯も軽く済ませるのはいつもの事。
両親がともに仕事で遅いことも知っているせいか
そこまで作ることもしない