第11章 11
「あ、そうだ。負けた奴らには
このドリンクが待ち受けているから」
そう言った瞬間部員たちの青ざめた顔があって
「ふふっ」
「笑い事じゃないぞ!?日暮は
このドリンクの恐ろしさを知らねぇから!」
「大丈夫。ちゃんとドリンク作っておくから。
あれじゃないのを」
「マジ!?」
「うん?」
そっか。青学は飲んでないね
「じゃあ、始めるぞ」
最初に入っていった先輩たちは
最初から躓いていたが
流石はレギュラー陣
間違えて打つことがほぼほぼないと言ってもいい
しかし、あのパワーアンクルを急につければどうなるかなんて目に見えて分かっている
「動きが鈍った」
「!?」
その後、皆が途中から動きが鈍っていくのが見えて
そこから失敗していくパターンだ
「しかし、あの手塚や不二までもが
失敗するとは」
「まずまずと言った所か」
「そのアンクルかして」
「?」
パワーアンクルを持つと
「かる」
「え?」