第11章 11
なるほど。基礎体力が
立海と青学じゃ違うのか
「軽いのかい?この重さで」
「この重さは、立海でしかも中学の時に持ってたし」
「!?」
雅治のパワーリストが増えたのか
全員重くしたのか、立海の方が重い」
「とりあえず、はい。
各自皆ドリンク取りに来てね」
乾君のドリンクを飲んだ後に
出した私の作ったドリンク
「うまっ」
「うん。甘すぎなくていいね。コレ」
ピピピとなった私のスマホ
「もしもし」
「俺だけど」
「幸村君?」
「あぁ。昨日の話はしてくれたかい?」
「うん。
でも、青学は体力温存したいらしいよ?
今は部活中だけど」
「ふーん。そこに手塚は」
「いる」
「変わってくれないか」
ハイハイと思いながら手塚君にスマホを渡す
「誰だ」
「幸村君」
そう言うと出た手塚君
「何だ。幸村」
「断る」
「何?
ふむ。いいだろう。いつだ」
「あぁ。分かった」
そう言って切った電話を私に帰してきた