第11章 11
「そこで、蓮二から言われたのだが
その合宿では立海でも、青学でも構わないとのことだが
恐らく、仁王が許さないと俺は思っている」
「あぁ。雅治は知らないから」
「は?」
「雅治は私が合宿に参加すること言わないと
立海メンバーからのお達しなの」
「そうなのか」
「だから、青学のメンバーといても不思議ではないんだろうけど
私は、何故か跡部君の家の車で連れていかれるらしいから」
「何で、跡部なんだ」
「この合宿を提案した本人だからじゃない?
というか、青学も参加なんだ」
「あぁ」
あと一校は、沖縄か大阪だろう
関東だけで組まれているとは限りなく少ないだろう
「日暮は何で参加なんだ」
「雅治のお目付け役兼雑用って所かな」
「お目付けと雑用?」
「そう」