第9章 9
図書室についてさっきの
柳君たちから貰った立海の授業の資料を
ノートにまとめていく
「しかし、ここまで遅れているとはのぉ」
「ツマラナイでしょ?青学の授業」
「おん。しかし
数学がここまで遅れているとは
俺でも眠くなるのぉ」
「いつでも眠いくせに」
そう言った言葉は、雅治に聞こえていたようで
「そういうのは、数学で
俺に勝ってからいいんしゃい」
はいはい
「しかし、本当に合宿に来んのか?」
「うん。行かないよ」
「お前さんが来れば、立海のメンバーで
勉強もできるんじゃがのぉ」
「いやだよ。合宿にまで行って
勉強までするの」
「しかし、参謀は
赤也に教える気満々でいるぞ」
あー。柳君は人一倍赤也君に目をかけているものね
「お前さんもくれば
一緒に出来たかもしれんのぉ」
そうだね。
きっと、立海メンバーは、勉強をする気なんだろうね
夏休みとはいえ、宿題が全くでないわけではない。
でも、私の場合、今学期までということもあるから
立海から課題を出されるかもしれない