• テキストサイズ

私と詐欺師

第9章 9



「終わらせたからね。さて、私も
向こうに戻るための手続き、しなくちゃね」

「どういう」

「空きは、いくらでもある。って言うことだから
今学期で青学とはさようなら。が出来る」

「!」

「そう言えば、不二君も一時立海、目指してたんだってね?
だけど、この授業のレベルで
満足してたら、立海では置いて行かれるって思ってた方がいい」

「どういう事だい?」

バックの中から出した昨日の立海のノート

「!?」

「立海では、とうに終わっている場所を
今、青学はしている。
私が、この授業で暇にしていたのは
当に終わらせていた場所で、やっても無意味だから。
やりがいのある勉強は、立海の方が大いにある」

「!?」

先生が来る前に戻っていった手塚君。
と、同時タイミングで入って来た例の女教師

「・・・!?」

机に置かれた仏花
それを見て驚いている教師

馬鹿馬鹿しい
花瓶を別の場所において、花を捨てた教師は
私を睨みつけて、教卓へ戻っていった

やった授業なんて、つまらなくて
図書室に向かうと、雅治も付いてきた

「なんじゃ、本当に受けんのか」

「やった場所を受けてどうするの」

「それもそうじゃが」
/ 248ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp