第4章 3日目
そこで本能に負けてはに申し訳ないと言ったところだ。
シルビアはをギュッと抱きしめた。
強く、でも壊れやすい何かを大切に包むように。
「…?シルビアさん?」
「これ、思ってたより辛抱強くないと辛いわね…」
「え?何言っ……あ…」
の下腹辺りにシルビアのそれが当たった。
シルビアは恥ずかしいのか目を逸らし明後日の方を見つめ、困惑に口を歪めている。
顔は赤くなっていて、はシルビアらしくないけど可愛いなぁと思った。
「アタシだって、これでもオトコなのよ?
そりゃ…こんなにおあずけされたらこうもなるわよ…
それに、あなたの格好分かってるわよね?」
まるで自分に言い聞かせるように言い訳をする。
は黙ってシルビアの頬にキスをすると、首筋にもキスをした。
「シルビアさん…いっぱい触って欲しい…
私もガマンするから…触れられたい。」
首筋に何度もチュッチュと音を立て右手はシルビアの胸板に、はち切れそうなシルビアのそれに左手でそっと優しく撫で始めた。