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足先まで愛でられたい

第4章 3日目


シルビアはの唇を舌でくすぐる。
はシルビアの口使いに何度もビクりと体をすくませた。
シルビアの舌がの口腔内へと侵入した。

「…!」

シルビアの舌がの下に蛇のように絡みついて、それだけでは息を荒らした。

「ん…ふぅ……」

クチュ…っと音がなりシルビアはから顔を離した。
ハァハァと息を切らし目が恍惚にシルビアを捉えつつ、涙でうるうるとしていた。

その表情にシルビアは息を呑む。
は手を伸ばしシルビアの首に腕を回すと、足りないと言わんばかりにキスを重ねてきた。
シルビアもそれに応えつつ、の腰あたりに手を添えた。
優しく腰元を撫でるといやらしく、くねくねと体をよじらせる。

「そんな、いやらしい子だったっけ?」

を愛おしそうに見つめながら頬を撫でる。

「シルビアさんの前だけです。
シルビアさんにいっぱい触れてもらいたくて。」

先程から潤い、揺れる瞳にシルビアは抑えている欲望に駆られそうになる。
それでもこのコミュニケーションは、まだ明日も明後日もある。


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