第4章 3日目
はちゅうっとシルビアの指を吸ったり、ペロリと舌を指に絡ませたりしていた。
ねっとりとした唾液がシルビアの指に絡みついてくる。
シルビアの指を堪能しながら、シルビアを見つめた。
が上目遣いでちろりと見つめるので、シルビアはゴクリと飲み込んだ。
普段は可愛らしいと思っているのに、今はなんだか艶めかしいと感じる。
「…?そういうのどこで覚えたの?」
は行為を止めてキョトンとした。
「嫌でした?あの…喜んでもらいたくて…
こうしたらいいかなと思ったんですけど…」
はしょぼんと眉を歪めた。
そんなを見てシルビアは嬉しそうに微笑む。
(大好きな人からこんなに想ってもらえるなんて、こんなに幸せなことはないのね)
そう思うと、シルビアはに無性に口づけがしたくなった。
じっとを見つめゆっくり顔を近づける。
は迫るシルビアの瞳を見つめた後、目を閉じた