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足先まで愛でられたい

第4章 3日目


「本当にここでいいの?人も来るかもしれないわ?」

2人してやってきたのは裏路地みたいな場所。

「はい、でも私我慢出来なくなりそうで。」

頬を赤らめモジモジする目の前のバニーガールに、ゴクリと生唾を飲み込んだ。

「…どうなってもしらないわよ?」

そう言うと2人は唇を重ねた。
昨日みたく、フレンチキスを何度も重ねる。
回数が増える度に互いの唇を吸ったりする。
そのうちどちらからともなく、舌を絡ませ始めた。
ぬるりとした感覚が心地よく溶け込む。

「ん…んぅ……はぁ……んく。」

から何度も息と声が漏れた。
シルビアも何度か呼吸をするが、間に合わないのかハァハァと息を切らす。
唇が離れるとシルビアはをまじまじと見つめた。
ポカンと開いた口からちろりと出てる舌、少し酸欠なのか赤く染まる頬。
とろとろにとろけている目。
全てが愛おしくてたまらなくなる。

(この子、なんて表情してるのよ…!)

シルビアはそんな言葉を飲み込みの頬に手を当てた。

「なんだか変な感じね?
いつも体を重ねてたのに。改めてドキドキするわ。」

はシルビアの手を優しく握り嬉しさと恥ずかしさて俯いた。

「私もです。でもすごく嫌じゃないんです。
嬉しいしシルビアさんをここまで感じられるなんて思ってもみなかったです。」

シルビアの手にキスをして、ゆっくりと指先を舐める。
その顔がとても妖艶に見えてシルビアの心臓が高なった。

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