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足先まで愛でられたい

第4章 3日目


役目を終えたはステージの傍にいたシルビアの元に戻って行った。

「おつかれ〜!マルティナちゃんすごかったわね!
あなたの裏方の動きも無駄がなくてとても良かったわ!」

パチパチと無邪気に手を叩き喜んでいるシルビアに照れくささを感じる。

「ありがとうございます。これでもちょっと緊張したんですよ?」

えへへと笑い照れくささを誤魔化した。

「あ、あとどうです?この格好!似合ってます?」

くるりと回ってバニーガールな自分を魅せてみる。
シルビアは軽く息を飲んでえぇとだけ答えた。

「その…ちょっと今の期間は刺激的過ぎないかしら?
アタシ、昨日の時点でかなり辛いのよ?」

「あ、そうだった…!」

スペクタクルショーをやり終え満足していたが、自分とシルビアがいま行っているコミュニケーションがまだ終わってないしなんなら佳境に入り始めるところだ。

そう思うと否が応でも意識してしまい、体が暑く感じる。

「あの、シルビアさんが良ければ…」

そう言うとはシルビアに耳打ちをする。
シルビアはクスッと笑って、恥ずかしながら喜んで承諾した。
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