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足先まで愛でられたい

第3章 2日目


夜になりご飯も済ませてからまたが部屋にやってきた。

「昨日の続き、するんでしょ? 」

シルビアはニヤっと不敵に笑った。

「…でも今日は触るだけですよ?
本にはそう書いてあって…」

「分かっているわよ。でも今日は脱ぐとこ見せてほしいわね?」

の顔がぼんと熱くなった。

「え、し、シルビアさん!?
それは…」

「あら?いやかしら?」

少し寂しそうな表情を浮かべを見つめる。

「いや…じゃ、ないけど…」

「じゃあ見せて?」

少し意地悪なシルビアに対して嫌悪感どころかは謎に支配されたいかもという感情さえ芽生えかけていた。

シルビアが見つめる中、バスローブをするりと脱ぐ?

「やっぱり綺麗ね…。」

優しく頬を包みそのまま、唇に触れる。
は恥ずかしさと同時に幸福に包まれていく。

「今日は、触るだけなのよね?」

唇が離れると、いつの間にシルビアは脱いでいた。
頭がぽやんとする中は頷く。

「すごく優しく丁寧に…?」

はまた静かにうなづく。

「やっぱりなんだか、恥ずかしいですね…。」

「そうね?でも、やっぱり悪くないわね。」

シルビアは前に垂れてきたの横髪を直してから頬を撫でる。
優しくふにっと触るのでその心地良さには目を細めた。

「かわいい、子猫ちゃんみたいね?」

シルビアがそうからかうのでも「にゃん」と可愛らしくからかった。
その愛らしさに今すぐ抱きしめたいという気持ちを必死に抑える。

「座らない?立っているのは大変でしょ?」

シルビアに促されはベッドに座る。
2人でベッドに座ると昨日みたく、お互いを見つめた。
少し赤らめている頬にしっとりとした唇。
の可愛らしい瞳に吸い込まれるようだった。
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