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玉狛のもう1人のS級は最強美女

第88章 芽生える感情


貴方side

___



貴「…雑貨屋…?」



数分後、隠岐に連れられてこられたのはアクセサリー等が中心の雑貨屋





隠岐「ここ、見せたくて」

貴「!あ、これ隠岐付けてる猫キーホルダー!えー!めっちゃ種類ある!」


隠岐「俺買い物が好きで色んな場所行くんですけど、ここは最近見つけたんですわ」

貴「……千佳と、あと桐絵と栞にも買っていこ」


隠岐「…」



ちょうど給料入ったし、3人分なら…


























★★



貴「ありがとね、教えてくれて。おかげで可愛いのが買えた」

隠岐「いえ。……あのこれ、よければ貰ってくれませんか?」

貴「…え」

隠岐「今日、猫カフェに付きあってくれた気持ちですわ」



雑貨屋を出て渡されたのは、隠岐が持ってるのと色違いの猫キーホルダー。





貴「いやいや!貰えないって!高いし」

隠岐「気にせんで下さい。それに、月宮さんに貰ってほしくて買ったので…」

貴「…」



隠岐「俺と同じですみませんですけど…」

貴「…ありがと。可愛いから早速付けよっと……おお、色違いのお揃いだね〜」

隠岐「…ですね//(本当につけてくれるとは思わなかったわ…)」





貴「てか隠岐。月宮じゃなくて、怜花でいいよ」

隠岐「え」


貴「名字で呼ぶ人あんま居ないから違和感あって。まぁ、無理に呼ばな」隠岐「……っれ、怜花さん!」


遮るように隠岐は名前で呼ぶ





隠岐「…良かったらまた、一緒に出掛けませんか//」

貴「…そうだね!またどっか行こうぜ!」



その会話を最後に、隠岐と分かれ玉狛支部に歩いていく






























☆☆




オマケ、翌朝


隠岐side




生駒隊室






水上「……そういえば、どうだったん?猫カフェデート」ニヤ


隊室には、唯一伝えていた水上先輩が聞いてきた








隠岐「……先輩。自分、怜花さんが好きになりました…異性として//」

水上「……マジかいな、お前が恋か…。まぁ、応援はしてるで。敵は多いと思うけどな(…てかいつの間に名前呼びやねん)」


隠岐「…それでも、自覚したからには負けるつもりはありまへん」




憧れ。それ以外に、新しい感情が芽生えた日だった
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