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玉狛のもう1人のS級は最強美女

第87章 猫カフェ2


隠岐side

___


カシャ 



隠岐「…いやー…天国ですわ」

貴「ね〜…癒やされる…」





数時間後、写真が撮れる時間帯になり俺と月宮さんは勢いよくニコニコしながらにゃんこを撮る

追いかけての写真や、無理やり抱っこは禁止になってるため近くに居るにゃんこ達をスマホに収めている





隠岐「…てか、めっちゃ月宮さんにきてません??」

貴「この前もだったんだよね~。ははっ、マタタビでもあんのかな〜」



カフェに居る猫半数が、月宮さんに寄りながら頬をスリスリしてるのが見える。
これ、動物に懐かれる人やわ…












コソコソ…


女1「…ねぇねぇ。あの2人、カップルかな?」

女2「そうでしょ、仲良そうだし。てか、凄い絵になるよね」

女1「確かに。お似合いじゃない?」







隠岐「!?」


 
後ろあたりに居る他のお客さんの会話が密かに聞こえて驚愕。



…もしかして、俺と月宮さんの事言ってるん??



チラりと、そちらを見ると明らか俺達を見ながらコソコソ話していた







……か、カップル??俺と、月宮さんが……っいやいや!!ありえへん!!


心の中で否定しながら考える





自分は憧れってだけでそんな、それに月宮さんにも失礼や。俺となんか噂たったら


でも、嬉しいって思ったのはなんでやねん…











貴「…かわいい…ふふ」ニヘ

隠岐「…(……月宮さんも、かわええですわ)」





カシャ





貴「ん?」

隠岐「!」


貴「?…隠岐、今…私を撮らなかった?」

隠岐「……撮ってません」


貴「じゃあ何でこっちにスマホ向けてんの?」

隠岐「………………月宮さんが抱っこしてる猫ちゃん、撮ったんですわ」

貴「…そう。可愛いもんね〜」






危ないわ…何とか誤魔化せた…


勢いあまって月宮さんを撮ってしまったなんて、口が裂けても言えへん。


それに、この写真は…自分だけが観ておきたい


































★★



貴「いや~。疲れが取れたな」

隠岐「ですね、楽しかったですわ」



夕方近くになり、猫カフェを出る俺達





貴「さ。もう帰るか」

隠岐「…あの。寄り道しても、ええですか?」

貴「…え?」
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