第74章 日常1
貴方side
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次の日の昼休み
犬飼「怜花ー!一緒食べよ?」
貴「うん、けど屋上が良いんだけど」
犬飼「天気良いもんね〜、行こ行こ!」
午前の授業が終わりご飯の時間になり、鞄から弁当を出してると元気な声で話しかけてくる澄晴。
半ば押されながら屋上に歩いていく
★★
屋上
貴「……にしても無駄に元気だね、昨日ランク戦だったろ」
犬飼「無駄にって何さ!………まぁ、俺は早めでベイルアウトなっちゃったしね」
貴「玉狛で観てた。てか、千佳を追いかけてるとき笑顔でヤバイ奴だと思った」←
犬飼「酷くない?!」
屋上で座り弁当を食べながら、昨日のランク戦で思った個人的な感想を伝える
犬飼「……ねぇ怜花、やっぱり玉狛の大砲ちゃんは…人が撃てないみたいだね〜。昨日だって、外さなきゃ俺や辻ちゃんや東隊の2人致命傷に出来たのにね」
貴「………今は、撃てないかもね。けど、この先は分からないだろ」
犬飼「…」
貴「次は勝つ為に、私もサポートするさ。お前らに、勝ってほしいし」
犬飼「!……めっちゃやる気じゃん。面白そうになりそうー!」ニコ
私が宣言すると、驚きながらも楽しそうな表情で返す澄晴。
こういう時は、たまにわからない時があるくらい感情が読めない
すると
ガチャ
奈良坂「…あれ……!怜花先輩!!…と、犬飼先輩」
辻「怜花さん!……犬飼先輩も一緒でしたか」
荒船「久々だな怜花、一緒いいか?」
犬飼「…あれ、何か俺と怜花の落胆の差が違うし荒船に至っては俺の存在スルー??」
貴「透に辻に荒船。あ、亜季も。一緒に食べる?」
氷見「はい!」
一緒になったのか、荒船や辻や亜季に透も入ってきた為固まって食べ始める。
貴「……荒船、多いね。そんな食べれんの?」
荒船「まぁな。これくらい食べねーと保たねーし」
犬飼「逆に怜花は少ないよね、甘い物はいっぱい食べるのに」
貴「スイーツは別腹、常識だよ」
辻「それ分かりますっ!」
犬飼「…なんで通じあってんの…」苦笑
辻だけは同意してくれるが、何故か澄晴は苦笑気味。