第46章 B級ランク戦 開始2
貴方side
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貴「ちょっと遅れたな…」
今日は、遊真達と荒船隊.諏訪隊のランク戦が始まり急いで会場に向かってる
ドンッ
貴「おっと。ごめんね」
奈良坂「いえ、こちらこそすみ……!!怜花先輩!」
三輪「!怜花さん…」
貴「あれ、秀次に透…」
会場ドア付近で、顔なじみの2人とぶつかる。
貴「2人も観に来たの?」
奈良坂「はい、三輪隊は非番なのでせっかくですし。陽介や古寺も来てるみたいですので」
貴「そっか、私は後輩達の試合観に来たんだ〜」
三輪「……っあ、あの。よければ一緒に観ていいですか?」
貴「?…別に構わないよ」
返事をすると嬉しそうな2人、何で??
★★
会場内
米屋「!あ、秀次に奈良坂きたか……って、怜花先輩じゃん!」
古寺「!お疲れ様です!」
?「!」
貴「お疲れ!………って、君加古さんのとこの…」
黒江「…っあ…く、黒江双葉です。よろしくおねがいします、怜花先輩!//」
貴「よろしく」ニコ
米屋(……なんか、俺等と明らか態度違い過ぎんだが…)
一通り挨拶しながら、陽介の隣に居た黒江ちゃんの隣に座る。秀次や透は反対側に座る
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桜子「B級ランク戦新シーズン!2日目・夜の部がまもなく始まります!実況は、本日もスケジュールが上手いこと空いた、わたくし武富桜子!」
B級ランク戦ブースに明るい声が響く
声の主・武富桜子の隣の解説席には2人の男が
桜子「解説席には、先日の大規模進行で一級戦功を挙げられた、東隊の東隊長と草壁隊の緑川くんにお越し頂いています!」
東「どうぞよろしく」
緑川「どもっす」
ペコリと頭を下げた2人を見て頷くと、桜子は楽しそうに続ける
桜子「今回の注目は、なんと言っても、前回の完全試合で8点を上げた玉狛第二!注目度の高さからか、会場にもちらほらと非番のA級隊員の姿が見られます!
そして、玉狛支部では月宮先輩の姿も観られます!」
…ちょっと、名指しすんのやめて。めっちゃ観られてるし…
あちこちから、視線が入ってくる。東さんや駿も手を振ったりしてくる