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玉狛のもう1人のS級は最強美女

第35章 正式入隊日2


貴方side


風間「…」


ふと隣を見ると、何かを考えていた風間さんは階段を下りて、空閑達が居る所へ向かう











嵐山「…!風間さん、来てたんですか」

風間「訓練室を一つ貸せ、嵐山。…迅と怜花の後輩とやらの実力を確かめたい」


全「!?」

トリオン体になった風間さんに空閑は「ほう」と面白そうに笑い、嵐山さん含めた私達は純粋に驚愕



嵐山「待ってください風間さん!彼はまだ訓練生ですよ?トリガーだって訓練用だ!」

遊真「おれはべつにやってもいいよ」








風間「違う、そいつじゃない。俺が確かめたいのは……三雲修、お前だ」


遊真「!」
修「…!?」

風間さんは、三雲を振り向きながら話す言葉にビックリ。




遊真「オサムと…」

木虎「風間さんが模擬戦!?」


嵐山「いきなり何を言いだすんだ風間さん。また城戸指令の命令か?」

風間「三雲は正隊員だろう?俺と模擬戦する分には何の問題もない」


風間さんが放った模擬戦の事で、ザワザワとうるさくなる訓練室

三雲は、自分が指名されると思ってなかったのか軽く冷や汗をかいているのが見える



風間「訓練室に入れ、三雲。お前の実力を見せてもらう」



嵐山「無理に受ける必要はないぞ、三雲くん」

烏丸「模擬戦を強制することは出来ない、イヤなら断れる」


修「…っ」









貴「三雲」

修「!……月宮先輩」


菊地原と歌川に一言挨拶しながら三雲の近くに寄ると、彼にはビックリしながら驚かれる




貴「勝ち負けは今はどーでもいい。でも、"いずれ"戦うかもしれない人だ。
強さを知るのも、今のお前には必要だと思うんだ」

修「!!」


私が言った言葉に、覚悟が決まったのか三雲は風間さんに振り返る







修「受けます。やりましょう、模擬戦」

全「!!」



その様子を見ていた時枝は、気をきかせ訓練生を訓練室から出す

場に残ったのは、嵐山隊の佐鳥を抜かした全員と風間隊、京介、三雲、空閑、私



















☆☆☆



京介「怜花さん、隣いいですか?」

貴「あれ、京介。バイト終わったの?」

京介「はい、さっき着いたばっかですけど」



2人の模擬戦を座りながら見てると、京介が隣に座る。
反対側にはいつの間にか空閑も座り始める
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