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玉狛のもう1人のS級は最強美女

第30章 2人の思い2


迅side


貴「…師匠の形見を渡すほど空閑を信用してるんでしょ?だったら私もです、迅さんが信用してるから私も形見を預けられる。
それに、結構空閑を気に入ってるんですよ」ニコ

迅「…」





優しい笑顔で伝えてくる怜花に何も言えなく…けど、自分を信用してくれた嬉しさもあった











城戸「……怜花、お前まで何を企んでいる?2つもなるとこの取引は我々にとって有利すぎる。何が狙いだ?」



貴「企んでません」

迅「…怜花のいう通りだ。かわいい後輩を陰ながらかっこよく支援してるだけ。
ボーダーの主導権争いをする気もない。ただ、後輩たちの戦いを大人たちに邪魔されたくないだけだ」





忍田「…(フッ」

城戸「…」









迅「ただひとつ付け加えるなら…城戸さん、うちの後輩たちは城戸さんの"真の目的"のためにも、いつか必ず役に立つ」

城戸「!」



迅「俺のサイドエフェクトがそう言ってる」





城戸「………いいだろう」


鬼怒田/根付「・・・!」








城戸「取引成立だ。黒トリガー"風刃"と"夜月"引き換えに……玉狛支部、空閑遊真のボーダー入隊を正式に認める」

貴/迅「…!」





遊真のボーダー入隊を正式に城戸司令に認めてもらえ、俺達は一安心しながら会議室をでた















































☆☆☆




貴方side





会議室を後にした私と迅さん









迅「…怜花……ごめん」

貴「謝る意味が分かりません」

迅「…」





貴「形見は手元から無くなりましたが、私は後悔してません。
迅さんは、してるんですか?」

迅「………いや、してないよ」




私が話すと、どことなくスッキリした表情でぼんち揚を食べ始める












迅「ふんふんふーん。……俺達、A級になっちゃったね〜……ボリ」

貴「別に私は良いです、級とか気にしないんで…ボリ」












歩きながら渡されたぼんち揚を一緒に食べながら歩いてると、前方に太刀川さんと風間さんが壁に寄りかかっていた




太刀川/風間「…」






貴「…太刀川さん、風間さん」

迅「ようお二人さん…ぼんち揚げ食う?」
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