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玉狛のもう1人のS級は最強美女

第25章 師弟対決2


風間side


太刀川「5人纏まってるとなかなか殺りきれないな」

風間「しかも迅は"風刃"を一発も撃っていなければ、怜花も"夜月"を使用してない。トリオンを温存する気だ」

奈良坂「後手後手だな…」





菊地原『風間さん、こいつら無視して黒トリガー獲りに行っちゃダメなんですか?うちの隊だけでも』

口を開いたのはうちの隊の菊地原



風間「玉狛には木崎たちがいる。ここで戦力を分散するのは危険だ」

菊地原『なるほど……了解』



太刀川「三輪、米屋と古寺はまだか?」

三輪「…もうすぐ合流します」



太刀川「出水、俺と風間隊と狙撃手は総攻撃で迅をやる。
……怜花は恐らく三輪隊につく、お前は三輪や米屋と組んで怜花と嵐山隊を足止めしろ」

出水「了解」

三輪「…」



太刀川「……三輪、師だからって手を抜くなよ」

三輪「言われなくても分かってます。それに、手を抜ける程隙がある人ではありません」


太刀川隊の出水は、太刀川の指示に従いその場を後にする





風間「玉狛と忍田派が手を結んだということは、黒トリガー3つと本部隊員の3分の1。戦力の上で完全に上回ったということだ。黒トリガーの奪取はより緊張性を増した。失敗は許されないぞ三輪」

三輪「分かっています、風間さん」



























☆☆



貴方side





迅「次はこっちを分断しに来そうだな」


建物の屋根へ移動した私達たちは作戦を練り始める




嵐山「その場合はどうする?」

迅「別に問題ないよ。何人か嵐山たちに担当してもらうだけでもかなり楽になる。風間さんがそっちに行ってくれると嬉しいんだけど、こっち来るだろうしな」




時枝「うちの隊を足止めする役なら、たぶん三輪隊ですね。三輪先輩の"鉛弾"がある」

木虎「どうせなら分断させたように見せかけて、こっちの陣に誘い込んだ方がよくないですか?」

嵐山「そうだな、賢と連携して迎え撃とう」


迅「怜花も、三輪隊を頼む」

貴「!」

迅「こっちは大丈夫だ。それに秀次に鉛弾教えたのはお前だしな、攻撃避けれるだろ。嵐山達と一緒に頼む」

貴「…分かりました」






迅「……よし、来たな。うまいことやれよ怜花、嵐山」


貴「はい」

木虎/時枝「はい」

嵐山「そっちもな迅」
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