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【ハイキュー】キミが好き【短編集】
第7章 (甘く、焦がれる / 宮侑)
「ねぇ、さっきなんで私の唇さわったん?」
思いもよらなかった言葉に、
今度は思いっきり動揺してしもた。
言い訳が、
出てけーへん。
そんな俺に、もう一回
同じ質問が飛んでくる。
…………はぁ
もうええわ、覚悟決めよ。
どっちにしても、もう我慢できへんし。
「…………に、触れたくて?」
「なんで?」
「ん。唇、柔そうやな〜って」
「どうだった?」
「柔かったで?」
そういう俺に、
「侑だけずるい」って
今度はの指が、俺の唇に触れる。
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