第4章 呪いのせい⦅虎杖悠仁⦆
「途中で怖くなったら無理しないで すぐ教えてな?」
コクン、と黙って頷く の頭を優しく撫でた。
「ぁー……、宿儺に負けたのは悔しいけど……幸せ」
ニッ、と頬を染めて虎杖は笑った。
「 、好きだよ…」
耳元で甘く ささやく虎杖の声に はゾクリとした。
首筋にキスを落とし、ゆっくり下に下がる虎杖。
いつの間にか虎杖のベッドに寝かせられ、 は虎杖の柔らかい髪を撫でた。
「…柔らけぇ」
ぎこちなく の胸に手を置き、むにむに と優しく握る。
他人に触られた事のない初めての感覚に、 の体はピクンと小さく跳ねた。
「直接触っていい?」
確認する虎杖の言葉に静かに頷けば、虎杖の両手が のブラのホックを外し、ブラごと服をたくし上げられ両手首の所で止められた。
体が熱を帯びているせいか、スースーする感じと虎杖に見られている恥ずかしさで は両手を下に下げようとするが、虎杖は器用に片手で の両手を抑え、空いている方の片手で の胸の突起を きゅっ と摘まんだ。
『 っ…ん//』
「可愛い…、 もっと聴かせて」
そう言い、虎杖は指で弄っている方とは反対の突起を口に含んだ。
『ッひァ//』
パクっと咥えられたかと思うと、突起の回りを くるくる と舐めたり時折 じゅッ と強く吸われる。
予想も出来ない快楽に、 は自然と甘い吐息が漏れていた。