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君は水面に輝く光【アイドリッシュセブン 十龍之介】

第185章 185




「」
「ん?」
「ごめん、朝から…」
「気にしないでいーの。したくないことはしないもん。龍くんに気持ちよくなって欲しかったからしたんだよ?」
「すごく気持ちよかった。ありがとう、。愛してる」
「私も愛してる。さ、準備してご飯行こ」

風呂場を出て、着替えを済ませればはドレッサーの前に座る。

「メイクめんどくさい…」
「しなくても可愛いよ?」
「世界中が全員龍くんだったらいいのに…」
「それは…俺が大変かも。世界中が全員俺だったら、全員の事好きになっちゃう」

ただでさえ身近な者達にライバルが多いというのに、世界中がライバルになってしまうのは冗談としても避けたい。

「中には私を嫌いな龍くんも出てくるかもよ?」
「あり得ないよ。俺はもう、遺伝子レベルでが愛しくて仕方ないから」
「龍くん…最高に愛してる」
「俺も愛してるよ」

鏡越しににこりと微笑めば、龍之介はそっと頭に口付ける。

「朝ごはんはノーメイクで行く?」
「…それもいやだぁ。軽くメイクして、朝ごはん終わったらしっかりやる!」

下地を塗り、眉を書き、リップを塗る。
それがの簡単メイクである。
ただ、それだけでも超可愛いのがの天使たるゆえんかもしれない。

「可愛い…今すぐベッドに連れ込みたいけど、朝ごはんの時間近付いちゃった」
「ふふ、ライブ終わるまで我慢だね」

龍之介の鼻を軽くつつき、隣、声掛けよっか。と微笑む。
軽く身支度を整え、二人が部屋を出れば、丁度姉鷺が天と楽の部屋の扉をノックしているところだった。

「姉鷺さん!おはようございます」
「あら、おはよう。あんたたちの方が早かったのね。天、楽、朝食行くわよ」

扉に向かって姉鷺が声を掛ければ、かちゃりと扉が開く。

「おはようございます、姉鷺さん。龍、、おはよう」
「おはよう、天」
「おはよー」
「はよ。腹減ったな」

天に続いて楽も出てきたところで、皆連れたって朝食へ向かう。

「は今日何するの?」
「ぶらぶらするー。あ、チケットって電子?」
「ううん、発券してあるから、ご飯の後に渡すね」
「うん、ありがとう」

頷き微笑んだところで、朝食会場へと辿り着く。
本日の朝食もビュッフェ形式である。

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