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君は水面に輝く光【アイドリッシュセブン 十龍之介】

第138章 138




「ちょ!龍之介ずるい!俺もちゃんハグしたい!!」
「ダメです。は俺の…」

龍之介、ここでようやくカメラが回っていることに気付いた。

「いや、俺たちTRIGGERのです」
「ちょーっと待ったー!それならっちは俺たちIDOLiSH7のだかんな!リュウ兄貴とはいえ渡さねぇ!」
「Re:valeにもちょうだいよ!!」
「「「ここカットで」」」
「はい…さん、共演者キラーって噂、本当だったんですね」
「私はここまでがモテてるのを目にしたのはほぼ初めてです」
「百くんまでぇ…」

ガッツリいちゃついている所を撮られ、事務所NGが速攻で出る。
この状態が続いてカットが増えると、尺が足りなくなりそうである。
というわけで、姉鷺と万理、出陣。

「龍」
「」
「「イチャつき禁止」」
「ぐっ…」
「うぅ…言われると思ったぁ…わかりました…」

がっくり項垂れる二人に苦笑しながら、再度スタートがかかる。

「というわけで…?えー、メインパーソナリティのRe:valeさんをはじめとするパーソナリティ4組が集まり、24時間でテーマソングを作るという事ですが。まず何から始めましょう?」

カメラの前で適当に並んで雑談開始である。
が周りを見回し問いかければ、揃って首を傾げる。

「初日はー…取り敢えず、部屋割り?」
「雑魚寝じゃないのか?」
「俺、と同じ部屋でよろしくね、大和くん」
「イチャつくなって言われたばっかでしょうが」
「龍はマジでのことになるとなぁ…」

小さく苦笑しながら楽は龍之介を見る。
依然、の真横をキープしたままである。
ちなみに、の反対隣りは環だ。

「お、スタッフさんからお手紙が来ましたね。なになに?えー、さん…は女性マネージャーと同じ部屋で寝泊まりします。だそうです」
「そんな…」
「雑魚寝だろうとなんだろうと、こんな野郎どもの中で寝かせらんないですよ、さすがに。なぁ、」

三月に問われ、はそうだねぇ、と頷く。

「私がみんなと寝泊まりしたら…暗殺されるかもしれないから…」
「相変わらずお前の日常、物騒だよな」

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