• テキストサイズ

君は水面に輝く光【アイドリッシュセブン 十龍之介】

第41章 41※




「なんか…無理やりしてるみたい…っ」
「っぁ…あっ…!」

龍之介の動きが激しくなり、絶頂が近いのだと知る。

「龍く…待って…」
「…な、に…?」
「なか…出すと後から出て来ちゃ、、から…んっ」

ひくりと震えながら龍之介を見上げれば、龍之介の律動がゆっくりとしたものになる。

「だから…お口…出して…?」

上目でそんな事を言われ、龍之介は顔を真っ赤にして頷き、の中からそっと自身を抜く。
そのままと位置を入れ替わり、今度は自分が扉を背に立った。

「ぁむ…っん、ちゅ…」

そそり立ったままの自身に口付けてからそっと口に含み、入りきらなかった部分に手を添える。
入れ替わるときにちらりと見た時計では残り二十分ほど。
そんなに時間は無い。

「ちゅぶ…ん、はぷ…」
「…気持ちいい…」
「ん…」

頭を撫でられ、は嬉しそうに微笑み丁寧に唇と舌で愛撫する。
ふと、龍之介がいたずら心で腰を動かせば、からピクリとした反応が出た。

「もしかして…喉も気持ちいい…の?」
「ん…」

軽く首を振るものの、再度腰を動かせば、明らかにの瞳が揺らいだ。
元々唇を撫でるだけで感じてしまう。
口内で感じてしまうのも有り得る話である。

「…ごめん…」
「んっんぐ…んぅ…!」

の頭を掴み、ゆるゆると腰を動かす。
一度びくりとするも、は舌を動かし、喉を犯す龍之介に刺激を与える。

「出る…出、るっ!」

喉からわずかに引き、口内に欲を吐き出し、龍之介はゆっくりとの口から自身を引き抜く。

「飲んでないの…?あーん」

好奇心が出た龍之介の言葉にが口を開けば、小さな口内に白濁の欲の証。

「飲める?飲んで…?ん、上手」

そう言っての頭を撫でる龍之介に普段の純真さは無いと言っていい。
けれど、すぐにの前にしゃがみそっと抱きしめる龍之介は普段通りだ。
その時折見せる獣めいた恋人に、はときめかずにはいられなかった。

「龍くん」
「ん?」
「大好き」
「俺も、愛してる」
「ん…」

そっと口付けられ、は微笑み口付けを返す。

/ 1123ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp