君は水面に輝く光【アイドリッシュセブン 十龍之介】
第30章 30※
最奥に龍之介の先端が届くたびに目の前がちかちかと瞬く。
その度には軽くではあるが何度も絶頂を迎え、龍之介の自身をきつく締めあげていた。
「あっ…イっんあぁっ!」
「は…、可愛い…奥、熱いよ…俺の、溶けそ…」
「きゅ、んあぁ!」
びくりと体を震わせながら、は龍之介の首に腕を回し口付けを強請る。
即座に入ってくる舌をからませ、唇を舐められるたびにの蜜壷は龍之介自身にきつくまとわりつく。
「…エロ、い…可愛い…」
「やぁ…あっあっ…っ!」
龍之介自身の先端がの最奥に触れるたびに細かく達しているからか、の蜜壷はずっと締め付けたまま龍之介の精を求めている。
「…俺、も…イキそ…」
「ん、い、よ…イって、んぁ…奥…の、奥…出して、ぇっ」
「っく………っ」
ラストスパートとでもいうように、台に乗せたの足を掴んで自らの肩に乗せ上げ、激しいピストンで自身を奥へ奥へと突き上げる。
は掴まれていない足を龍之介の腰へ回し、奥へ突き進んでくる龍之介をさらに奥へと迎え入れようと腰を揺らす。
「龍く…あっ、イっちゃ…いっちゃう…イ、んああああっ」
「…っ、ん、出る…っ!く…は、ぁ……」
「龍くん…ん…」
びくびくと小刻みに震えるの腰に未だゆっくりと律動を送りながら、龍之介は口付ける。
「龍くん…大好き…」
「俺も…、好き。愛してる」
「ん、私も愛してる…」
愛の言葉と共に深まる口付け。
唇が離れれば、龍之介自身もゆっくりとの中から抜かれた。
自身と共に、こぽりと白濁の液体が零れ落ちる。
「…二回分…すごいね」
「ん、綺麗にする、ね…?」
その場にしゃがみ込み、は膝をついて龍之介自身に唇を寄せる。
「っ…」
「ん、はぷ…ん…」
精液と愛液のせいか、じゅるじゅると音を立て、自身を貪る小さな唇。
膝の間からは、龍之介の欲がいまだにぽたりと垂れては水溜りのようになっているのが見えてしまった。
「も、いいよ…も綺麗にしない、と」
「やぁ…」
「やぁじゃないの。ほら、あーんして」