君は水面に輝く光【アイドリッシュセブン 十龍之介】
第228章 228※
マシュマロのように柔らかく張りのあるの胸に触れ始めたら、龍之介の手は止まらない。
が反応するたびに、湯が波打つ。
「のぼせちゃいそ…出ようか」
「ん…もうちょっと…触って…?」
気持ちいいその感触には龍之介を見上げ首を傾げる。
その仕草に龍之介は頬を染めながら頷き、そっとの胸を軽く握るように包み込み、頂きの飾りを捏ねる。
「っあ…ん、龍く…っ」
「これだけでイっちゃう?」
「そんなこ、とな…んあっ」
「さすがにね。でも、こっちも触ると…ね?」
「ひゃあっ!ん…にゃ…ぁ…」
「子猫」
くすくす笑いながら龍之介の反対の手はの腿を撫で上げ、薄い茂みをかき分ける。
途端にびくりと腰が跳ね、僅かに水しぶきが立った。
「しょこ…め…んぅ、あっあぁ…っ!」
「可愛い…俺しか知らない、もっと見せて」
「龍くん…すき…っは、好き…っ」
蕩けた表情で見つめられ、甘ったるい声で名を呼ばれ、紡がれる愛の言葉に、龍之介の心拍が一気に上がる。
「俺も愛してる」
「っんああ…っ!あ、いっ、ちゃ…た…」
「敏感…愛し過ぎて困っちゃうなぁ」
小さく笑う、の呼吸が整うのを抱きしめて待つ。
だが、の手は龍之介の胸に触れ、その頂きをゆっくりといじっている。
「」
「私も…龍くんの全部にちゅーするの」
「っ、そんな可愛い事、いって…」
言葉は可愛いが、龍之介の全てを知り尽くした彼女の唇は焦らしを交えながら的確に龍之介の望むところを突いて来る。
唇で、舌先で、湯から覗くすべての性感帯を刺激され、龍之介のなけなしの理性は脆くも崩れ去った。
「…もっとして…?」
「いくらでも。お湯出よ?」
唇をぺろりと舐め小首を傾げるに、龍之介は小さく頷きの腰を支えながらそっと立ち上がる。
2人で浴槽を出れば、は龍之介を壁に押し付けるように抱き着き、そのまま口付けた。
「っ…」
「は、ん…龍くん…」
素肌が密着する心地よさにくらくらとしていれば、龍之介の手がの背中を這い尻をやんわりと掴まれる。
「っんあ…」
「お尻でそんな声上げて…この先進んだらどうなっちゃうの?」
「わかんな…ひゃんっ」