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【好きなキャラ短編集】MAD HEAD【R18】

第6章 三ツ谷隆くんに愛されたい②


 


side.三ツ谷隆





「お前はさ…どうしたい?」





帰り道。

名前の気持ちを聞いてみる。





「…この写真…見た後で…それ聞くの?」

「…だよな…」





母性本能ってやつあるよな。





「俺、責任とるから」

「えっ?」

「俺の子でもあるし」

「…要らない…」

「はっ?」





今、要らないつったか?

大体、お前が逃げなきゃこんな事になってなかっただろ?





「ダメだ。責任は取る」

「いいってば!」





ムキになる名前にカチンときた。





「お前…ちょっと付き合え!」

「えっ?」





俺は名前の腕を掴んでヅカヅカと歩き始めた。


連れてきたのは俺のマンション。

玄関のドアを閉めると同時に、濃厚なキスをする。





「んんっ」


“ちゅっ、くちゅっ、くちゅっ、ちゅっ”


「んんっ…はぁんっ…はぁっ…んんっ」





名前の身体を抱えると、靴を脱がせて寝室に運んだ。


 
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