• テキストサイズ

同期の仲

第4章 初対面





「おい、お前ら。こんな所で油売ってないで仕事しろよ」


海燕殿がどこからか戻ってきた。


「氷室さん、浮竹隊長が呼んでましたよ」


氷室殿は海燕殿に書類?を渡すと斬魄刀片手に出て行った。白い仔犬も姿を消しており、虎徹殿が残念そうにしていた。


「ルキア、お前氷室さんに会ったの初めてか?」


「はい、虎徹殿と小椿殿に連れられ。氷室殿とはいったい…?」


海燕殿が教えて下さった。氷室殿は十三番隊の隊長補佐で浮竹隊長に代わり尸魂界や現世を行ったり来たりしていること。斬魄刀を二本所有し、先程の仔犬はその内の一本白狼が具象化した姿であること。流魂街でも治安の悪い地区出身であること。そして浮竹隊長の同期であること。


驚きの連続であった。あの素っ気ない態度は普通なので特に気にしなくていいらしい。


実力は隊長達と同じらしく、迷ったら相談してみると良いと海燕殿は言っていた。


いつかお話しできたらと思った。またあのもふもふに触りたいというのが本音だったりする。


/ 25ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp