第26章 こどもたちの困っていること。大事なモノ。
*白杖《はくじょう》他 『いっしょに歩こう ~目の不自由な人と楽しく町を歩くために~』 など 参照 Wikipedia
視覚障害者について 白い杖は目の不自由な人が歩くために欠かせないもので
正しくは
白杖《はくじょう》といいます。
☆白杖には3つの役割があります。
○ 障害物に衝突するのを防ぐ役目
○ まわりのようすを探る役目
○ 目が不自由であることをまわりの人に教える役目 白杖は目の不自由な人の命を守る大切な道具です。
盲導犬 盲導犬を使って歩いている人もいます。 盲導犬は特別な訓練によって人との強い信頼関係を持っているので、飼い主の指示に忠実に行動をします。
盲導犬の胴輪をハーネスといいます。 ハーネスをつけているときは盲導犬が仕事をしているときなので、盲導犬に声をかけたりさわったりしてはいけません。
食べ物も絶対に与えないでください。
声のかけかた ~困っている視覚障害者をみかけたら~ 目の不自由な人(目が全く見えない人も、見えかたに困難を抱えている人も)は、困ったときもまわりに手助けをしてもらえる人がいるか気づきません。 そんなときに「どうしましたか?」「お手伝いしましょうか?」と声をかけてください。
誘導のしかた 目の不自由な人を誘導するときは。 「手引きしますのでひじを持ってください」と言って、軽くひじの上を持ってもらいます。 誘導する人の背が低いときは、軽く肩を持ってもらいます。
誘導する人は、目の不自由な人の半歩前を歩くようにします。
歩くときには二人分の幅をしっかりとってください。歩く速さや歩幅は、自然に歩くのにあわせてください。
悪い例 手や衣服を引っぱったり、後ろから押されたりされると、とても不安になります。危険ですのでやめてください。