第16章 チーム 咲岡朔眞《さきおかさくま》
【紙芝居《かみしばい》の お知《し》らせ】
○○月《がつ》□□日《にち》 ◎◎病院《びょういん》で紙芝居《かみしばい》を、まなびのへや でひらきます。
(18さいまでの)
◎◎病院《びょういん》のお友達《ともだち》。
◇◇図書館《としょかん》に通うお友達《ともだち》。
☆☆町のお友達《ともだち》。
遊《あそ》びに来《き》てね。
お話《はなし》は。
【どうしたら。みんな仲良《なかよ》しで頑張《がんば》れるかな?】
◇◇図書館《としょかん》責任者《せきにんしゃ》 出塚拓眞《でづか たくま》
作《さく》.語《かた》り 神咲マミ《かんざきまみ》
── マミは、月一回 。定期検診のために通う◎◎病院の検診が終わった後に。
小児病棟にて。治療をしながら院内学級に通い、頑張っている子どもたちとの交流を楽しみにしていて。
病院のお世話になっている先生に、相談したら
『OKだよ!』
って。許可をもらえて。
『紙芝居をするから、遊びに来てね』
って伝えて。
◇◇図書館に通う子供たちに。拓眞は。手書きの便りを手渡して。
図書館の壁には、ポスターを作成して貼って。
☆☆町の回覧板に、紙芝居開催を掲載して、子供たちに来てくれるように。と。伝えて。
こうしてついに……