第4章 ＊ 結ばれた二人

「あ、あっ、や……ぁっ、んんっ……」

このままじゃ、またイッちゃう……

「あ、んっや……、あぁ、カカシ！やっ、だ……」

力の入らない手でカカシの頭を押すと、ぬ、と舌を抜いて、カカシが顔を上げる。
でも手はゆっくりとクリトリスを撫で続けている。

「ん、や、だ…、また、イッちゃう、から……」

「結、可愛い。
いっぱい気持ちくなって」

そう言って、今度はクリトリスを口に含まれ舐められる。

「あっ…、やぁっ」

くにゅ、くにゅ、と舌で押しつぶすように刺激されて腰が甘く疼く。

「あっ……あっや、あぁっ、あん……」

いつのまにか埋め込まれた指も、ぐぷぐぷと卑猥な音を立てて出し入れされて追い詰められる。

「あっ、んっ、あっあっ、も、イく……」

果てを求めてきつくカカシの指を締め付ける。

「あっ…、あぁ、んっ！！！」

大きな波に攫われて、ぎゅうっと目を閉じながら、わたしはまた果ててしまった。
まだ物欲しそうに収縮を繰り返す中から引き抜いた指を、カカシがペロリと見せつけるように舐める。
上がった息で、きたないとか恥ずかしいとか、言いたいことは色々あったけど、カカシのその仕草の色っぽさにただ見入ってしまう。

「結、も、オレも限界……。
入れても、いい？」

熱く硬いものが、割れ目にスリスリと擦り付けられる。

「あ、あっ……」

先程イったばかりの敏感な体は、それすら気持ちよくて、声が我慢できない。

「結のえっち。
腰、すごい揺れてる……」

「だって、気持ち……」

見下ろされてすごく恥ずかしいけど、もう快感を我慢できなかった。

頬にカカシの手がすり、と触れる。

「結、オレの方、見て？」

ぎゅっとつぶってた目を開けると、カカシの顔が近づいて、今度は唇が触れる。

愛おしい……。

胸の中に溢れるのは、そんな感情。
全部、全部。わたしの全部をカカシにあげたい。
ぎゅうっと抱きつくと、カカシの熱いものが、ゆっくりと中に入ってきた。
形を確かめるようにゆっくり、ゆっくりと挿入される。

「んっ……」

くちゅ、くちゅん、微かな音を立てる結合部。
はぁ、とカカシの熱い息が耳にかかりゾクリとする。

「結の中、すごい、気持ちい……」