第4章 ＊ 結ばれた二人

嬉しそうに見下ろされ、羞恥で顔が染まっていく。

「も、いちいち言わんといて……」

出た声は、予想以上に情けなくて、カカシがまた笑みを深くした。

「これも、オレだから……？」

意地悪な質問。決まってるのに……。

「当たり前、やろ……」

素直に言って、でも恥ずかしくてカカシを直視できない。

「可愛い……」

呟いたカカシがキスをしながら、今度は下着の中に手を入れ直接触れてくる。

割れ目をなぞるように触れられるとクチュ、クチ、と恥ずかしい音が部屋に響いた。

「んっ。ぁ……ふ、ぅ……んっ」

クプ、クプと浅く指を埋め込まれ、親指でクニ、とクリトリスを優しく潰されると、ビクリ、と大袈裟に腰が跳ねてしまう。

「も、入りそうなくらい、中柔らかい……」

クリトリスを撫でながらゆっくりとカカシの指がわたしの中を行き来して、イイ場所を掠めていく。

「あっ……、んっあぁ……、やっんんっ」

はしたない声も、腰が揺れてしまうのも、もう我慢できなくて、快感に飲み込まれそうでわたしは目を閉じた。
限界が近づいて、中が震える。

っ、もう……。

カカシがわたしの限界を感じたのか、指の動きを早くする。

「あっんっ……っっ！」

体がこわばって震える。
くたりと力が抜けると、カカシがわたしに優しくキスした。
はー、はー、と荒くなった息を整えていると、カカシが少し体を浮かせて帯を緩め、着物を脱ぎ去る。
傷だらけの体は予想以上にがっしりしていて、ドキリとしてしまう。
カカシがわたしの足を持ち上げ、膝小僧、太もも、内もも、とキスを落としていく。
スルリとびしょびしょで意味をなさなくなった下着を脱がされ、外気に触れた秘部がヒヤリとする。
ついに一つになれる喜びと少しの緊張で、わたしはコクリと息を飲んだ。
でも、カカシはそのまま秘部に顔を埋めた。

「んっ、カカシ……、やっ……」

指で広げた秘部に、舌が這わされ愛液を舐めとられる。

「すご、尻まで垂れてる……」

すごく恥ずかしいことを言われてるのに、快感が勝ってうまく言葉が出てこない。
尻の方から上に舌でなぞられて、羞恥心でただ目を瞑る。
指とは違う柔らかな舌が差し込まれ、中まで舐めとられる。
ぴちゃ、ぴちゃ、くちゅ、と卑猥な音に、耳まで犯される、
指でまたクリトリスを上下に扱かれて、強い快感に腰が浮いてしまう。