第9章 新しい日々。【♡】
愛「すすすすすす、すきな相手!!!??。」
野薔薇「そう。分かりやすく言えば、マーキングみたいなモノね。自分以外の異性が近づいたり、口説いたりするのを出来ないように付けるモンなのよ、所有印って感じね。」
愛「で、、、でも、悟さんがこれが付いてれば緊張しないよって言ってたんだよ?。」
野薔薇「そんなの嘘に決まってるじゃない。ほんと、あのエロ教師め…初で可愛い愛になにしてんだか。」
はぁ〜〜~。
と、また大きなため息を野薔薇ちゃんがつく。
悟さん、オマジナイって言ってたのにな……。
それにこの赤い印。好きな相手につけるモノって……。
だめだ。また、勘違いしちゃいそうだ。
悟さん。シスコンって言ってたから、きっとわたしが変な人についてったりしないようにキスマークを付けたのかもしれないし……。きっと、深い意味なんてないよね。
その日、学校が終わって家に帰ると珍しく悟さんが帰宅していた。
五条「おかえり!愛♡♡。」
愛「あ、悟さん。ただいまです。」
五条「今日は愛が好きなエビフライにしてみたから、着替えたらすぐに食べようね♡♡♡。」
愛「わーい!エビフライ大好きだから、すごい嬉しいです!。すぐ、着替えてきますね!。」
自分の部屋で着替えながら、
野薔薇ちゃんから言われた言葉を思い出す。
(好きな相手につける………。)
ダメダメ!もう、考えないようにしよ!!!
でも………気になっちゃうよ………。
悟さんに聞きたいけど、こんなの聞けないし……。
その時、ベッドの上で頭を抱えながら、ゴロゴロしてたらドアからノックが聞こえて悟さんが入ってきた。
五条「愛?。どうしたの??。」
愛「あ!さささ、、悟さん!!!。」
五条「なに考えながら、ゴロゴロ転がってたのかな?♡。」
愛「ふぇッッッ!!。あの、えっと、その、、、。」
五条「誤魔化さないで言ってごらん?。」
悟さんが私の座ってるベッドまで来ると、
隣に腰をおろして、ジッと目を見つめてくる。
綺麗なアオがわたしを捕らえる。
聞いちゃってもいいのかな………。
愛「悟さん……あの……オマジナイの印なんですけど、あれって……………キスマークなんですか?。」