第9章 新しい日々。【♡】
(チクッッッ。)
ん?なんだろ…心臓がチクチクする……。
風邪かな?。よく分かんないけどいっか!。
わたしはこの心臓の痛さの理由に
気付かずにいた。
この痛みがどんな感情を意味するのか…。
五条「愛も今日は手続きとな引越しで疲れちゃったでしょ??。さきにお風呂に入っておいでよ!。」
愛「悟さんも疲れてると思うので、悟さんがさきに入ってください!。わたし、後からで大丈夫です!。」
五条「僕は後からでい〜い〜の〜。さぁ!入った入った!。」
悟さんに背中を押されながら、
脱衣所に向かい、悟さんの言葉に甘えてお風呂に入ることにした。
(ふぅ〜今日は疲れたなぁ……。それにしても、悟さん、泡が出るバスボール入れすぎだよ〜՞ ՞。)
お風呂から溢れちゃうくらいの泡を手にとって、ふぅーと息を吹きかけると泡は天井へフワフワと飛んでいく。飛んでいく泡をボーっと見ていると、お風呂場の扉が開いた。そこにはなにも着ずに腰にタオルだけを巻いた、悟さんが立っていた。
愛「え?…………。」
五条「やっぱり僕も入りたくなっちゃって、我慢できなかったら一緒に入ろ〜よ~~♡♡。」
愛「きゃーッッッ!さ、さ、、悟さん!。恥ずかしいから入らないでーーーッッッ!!!。」
五条「え〜、いいじゃん別に〜〜。」
悟さんはズカズカと入ってくると、わたしの入る湯船に浸かり、またニヤニヤとした顔でみてくる。
ど、、、、どうしよ、、、恥ずかしくて死んじゃう。
体にタオルなんて巻いてないから悟さんに見られたら、恥ずかしくてほんとに死んじゃうッッッ!!
五条「泡が多すぎて、
見たくても見えないから安心してよ。」
わたしの考えてることが伝わったのか、悟さんにそう言われて少しだけ安心した。泡がおおすぎると思ってたけど、よかった!!。
愛「恥ずかしいから
あんまりこっちを見ないでくださいね……。」
五条「え〜見えないからいいじゃ~ん、愛のケチ。」
愛「ケチじゃないですよ!。」
五条「あ!。僕、いいこと思いついちゃった!。」
愛「??。いいこと?。なんですか??。」
そうきくと悟さんはまたニヤっとした。
五条「ねぇ愛。今からゲームしよっか♡♡。」