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I Hate You…【呪術廻戦】

第8章 君と僕。


夜蛾学長には、報告済みで、
愛の入学も許可してもらった。
ただ、ここで黙ってないのがこのオジイチャン。
上の連中との繋がりもあるから、
僕に愛の詳細を報告するように
夜蛾学長から言われた。
ほんとは言いたくないけど、愛が幸せで
平和に楽しく高専で過ごしてもらうには、
拒否できない案件だった。

楽巌寺学長に、
あの日の海辺の家で起きたことを報告した。

新手の呪詛師。
一般人に対しての殺人未遂。
両親に殺されかけていた女の子。
消すことができない痣。
愛しい僕のお姫様には、
計り知れない呪力があること。
そして……高専に入学させたいこと。


話を聞くばっかのオジイチャンが
ズズズッとお茶を飲んで机に湯呑みを
置くと、僕の顔をみながら口を開いた。


楽巌寺「…………。
あの娘の監視はしっかりしろ。
あとは、呪力の把握もお前が記録するのだ。
その呪力の記録はこちらに渡してもらおうか。
今言った2つが守れるのであれば、
入学させてやってもよい。」

五条「話が早くて助かるよ〜。
じゃ、あの子は今日から高せ……。」
と、言いかけたところでオジイチャンが
切り出した。

楽巌寺「じゃが!!。万が一。
……、万が一、あの娘が自分の力を
コントロールできず暴走した場合は
どうなるかわかっておろうな?…。

その時は娘には消えてもらうことになる。」


フンッ。
嫌味ったらしい言い方だね。
やっぱり、このジジイは嫌いだ。
あの子の呪力がどれだけのモノか分かってて、
入学の許可をだしたんだろ。
それに、きっと上の連中も喉から手が出るほどに、
あの子の力が欲しがってるに違いない。

そのくせ、暴走したときは
知らんぷりとはね。
つくづくイラつかせてくれるよ……。


五条「安心してよ。
僕、教師だからさ。
ちゃ〜〜んと丁寧に愛情こめて、
教えていくよ。暴走なんてそんなミス、
僕はしないし、させないよ。
あと、あの子の世話は僕がするから!。
じゃね〜、オジイチャン!。」
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