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I Hate You…【呪術廻戦】

第7章 過去。


五条「……僕が愛してあげるよ。」
え?……。悟さんから言われたことが理解できなかったわたしはなんて言ったらいいかわからなくて、キョトンとした顔で悟さんを見つめていた。

五条「だ〜か〜ら〜、僕が君を愛してあげるって言ったんだよ〜!。これで聞こえたかな??。今まで家族や誰からも愛されたことがない君に家族の愛ってモノを僕がおしえてあげるよ♡愛ちゃん♡。」
ニヤニヤしながら悟さんはわたしに顔をグイッと近づけてきて、その近さにわたしは恥ずかしくて目をそらしてしまった。
すると、悟さんはわたしの顎をもつと自分のほうにわたしの顔を向かせてきた。

愛「ち、、、、近いです、、、悟さん、、、。離してください、、、。」

五条「だって君がこっち向かないからでしょ?。で、答えは?。どう??最強の僕に愛されてみない?。」

愛「わたし、愛されるってことが分かんないんです…。今までずっと両親に愛されないことが普通だったから。それに、わたしと悟さんはそもそも家族なんかじゃないじゃですか……。」

五条「これから家族になればいいじゃん。僕がお兄ちゃんで、愛は妹ってな感じで♡。」

愛「そんなの!、、、。きゅ、、急に家族って言われても困りますよ!。しかも、悟さんがお兄ちゃんだなんて、、、。」

五条「大丈夫だよ〜♡。僕は愛みたいにちっさくて、可愛くて、ほっとけない子が妹だったら嬉しいよ♡。ね?だから、僕が君に愛ってモノをちゃ〜んと教えてあげるからさ、家族になろうよ?。」

悟さんの突飛押しもない提案にただ、ただ、困惑してしまった。悟さんが本気だとしても、わたしはどうしても信じれなかった。
信じたくても信じれなかった。
考えてるわたしを悟さんは頬杖をつきながら、変わらずニヤニヤしながら返答をまっていた。

愛「……。1つだけお願いを聞いてくれますか?……。」

五条「お!なんだい?。言ってごらん?。」

愛「………………。正直、まだ、悟さんの言葉が信じれないんです。信じたくても今までのことや、両親のこともあるので信じれないんです…。…………だから……わたしが信じきるまで時間がかかると思うんですが、それでもいいですか?…………。それがいいなら、わたしと……。家族になってくれませんか?……。」
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