第2章 愛息子の誕生日
「ママ、パパおはよう」
『んーおはよう』
「おはよ…」
「今日はね、僕の誕生日だよ」
『そうだね、誕生日おめでとう』
「おめでとう」
「だから、早く起きれたよ」
「そうか偉いな、
でもパパとママは眠いから寝る」
『おいっそれ親として大丈夫か?』
まぁ確かにめちゃくちゃ眠いけど
「えー、僕お腹空いた」
『ちなみに今何時?』
「んーとね、短い針が6で
長い針が8のところにあるよ」
つまり、6時40分て事ね
いや、めっちゃ朝早いじゃん
私寝たの3時だよ、めっちゃ眠いし
あーもう亮太のせいだヤケクソ
『教えてくれてありがとう、朝ごはん作るね』
いつものスマイルを保て私
「うん!!」
『亮太も起きようね』
「はぃ」
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朝ごはんどうしよっかな
ケーキとかも食べるし、
食パンにスクランブルエッグでものせようか
卵、4つあるし贅沢に4つ使っちゃお
ボールに、
牛乳、砂糖、卵を入れて混ぜてっと…
パンも焼けたし
よしっ完成!!
『亮太、亮葉朝ごはんできたよ』
「わーい卵だ」
「おっスクランブルエッグか」
『好きでしょ、2人とも』
「すきすきー」
「大好物」
さすが私、2人の大好物を知ってる
まっ亮太のお母さんに
亮太がスクランブルエッグを
好きだって事を教えて貰ったんだけどね
亮葉は亮太がスクランブルエッグを
毎週のように食べてたら好きになってた
親子ですなぁ
作り方はお義母さん直伝!!
だから味もそのままなはず
亮太はこのこと知らないけど