第2章 愛息子の誕生日
今日から私は3日間出張に行く
心配なことは、沢山あるけど
楽しく仲良く過ごすんだろうなと思ってる
『じゃあ、3日間家の事よろしくね』
「ママがいなくても、頑張る」
「気をつけてな」
作戦開始!!
『そうだ!!亮葉欲しい物ある?』
「欲しい物?」
「ママがお留守番頑張れたら
誕生日プレゼント買ってくれるって」
『そうだよ』
さぁ、なんて返ってくるか
「僕ね…兄弟が欲しい」
「キョウダイ?」
『……』
「保育園の先生にね、兄弟が欲しいって言ったら
亮葉君のパパとママにしか
頼めない事だねって言われて」
おぉ………まさかの兄弟
全く考えてなかった
亮太固まってるし…
でも、亮太ともう2人ぐらい子供欲しいねって
話してたから亮葉から
その言葉が聞けて嬉しい!!
『そっか、亮葉は兄弟が欲しいのか』
「なんで、兄弟が欲しいの?」
「パパとおばあちゃん家に行った時
楽しそうに、
パパのお姉ちゃんとか弟と話してたから」
確かに、亮太は兄弟と仲がいい
私にも弟がいるけど
あまり話さない
理由は、弟の彼女さんが
私のことを嫌ってるから
私は仲良くしたいんだけどな
弟とは仲いいし
『亮葉、他に欲しい物はないの?』
「戦隊モノのおもちゃとかさ、
兄弟は神様からの贈り物だから
プレゼントは別のものを聞かせて欲しいな」
「んー、兄弟が1番欲しいけど
次に欲しいのは、剣」
ちょっと予想と違ったことが起こったけど
欲しい物あってた
『剣が欲しいの?』
「うん!!」
「よし、剣でいいんだな」
「うん」
『じゃあ楽しみにしててね』
「はーい」
『行ってきます』
「「行ってらっしゃい」」