第2章 愛息子の誕生日
亮葉が寝たから
亮葉の誕生日どうするかを
亮太と話し合おうと思います
『ねぇ、亮太ちょっといい?』
「いいよ」
『もうちょいで亮葉の誕生日あるじゃん』
「そうだね」
『プレゼントどうする?』
「バレずに欲しいものを
聞き出せたらベストだな」
それ、私も思った!!同じ考え!!
さすが長年一緒にいるだけあるな
『じゃあさ、明後日から私、出張があるでしょ』
「そういえばそうだな」
『その時にお土産何がいいか聞くのとどう?』
「いいねその作戦」
『だろ』
「成功したらいいな」
『うん』
「俺の予想では、剣とかの武器かな」
『戦隊モノのね』
「そうそう」
『ケーキはどうする?』
「苺ののったやつがいいんじゃない?」
『やっぱりそう思うよね』
「一番好きなケーキみたいだし」
『じゃあ、苺のケーキで決定』
「どんな顔するか楽しみだな」
『うんうん』
「もう遅いし寝ようか」
『うん、フワァ』
「欠伸が止まんないね笑」
『そういう亮太だって目がほとんど空いてない』
「寝よ」
『ベッドまで連れてって』
「重いから無理」
『酷いよ』
「ウソ、心配になるくらい軽いよ」
『お世辞?』
「お世辞に聞こえた?」
『いえ、別に』
「ほら、お姫様抱っこ」
亮太にお姫様抱っこされるのいつぶりだろ
結婚式の時以来かも
髪の毛いい匂いクンクン
『顔が近いね』
「顔が赤いよ」
『うるさい』
好きな人の顔なんて、
毎日見てても照れる
「体は細いし、肌はツルツル、髪はサラサラ
俺にはもったいないくらいだよ」
急に褒めてくれるなぁ
てか、そんな言葉真顔で言えるとか
イケメンかよぉーー
いや、イケメンだな
亮太がどれだけかっこいいかは
私が1番知ってるじゃないかウンウン←1人で納得w
『ありがと///』
「事実だから」
『…亮太のこと愛してる』
どうだ、これで亮太も照れただろ!
「俺も愛してる」
照れないのかよォー
あ〜もういいや
『亮葉が起きちゃうから寝よう』
「気持ちよさそうに寝てるな」
『そうだね』
「おやすみ」
『おやすみ』