第22章 今の上官は風柱様です!※
「え、ああっ!や、あ、っ!ちょ、ッ、え…!な、っあっ!!」
「…おはよ、ほの花っ、いい朝だな…っ?」
「ちょ、っ、ま、待って…っ、やぁ、っ、だ!ああっ、だ、だめ!」
「…朝から派手に気をやれよ、ほらよ、ほの花ちゃんよぉ!」
「ひぃ、っッ!や、だめえ、えええええっ!!」
何?!え、まだ終わってなかった…?
宇髄さんは確か果てた筈だったのに…。
朝起きるといきなり後ろから挿入されていて寝ぼけ眼のままそれを受け入れていたが、体の準備は万端だったのか挿抜を始めて間もなく、私の体は激しく痙攣した。
「…はぁ、っ、は、…や、ぁ…ちょ、ど、どゆ、こと…?」
「んー?ほの花が可愛いから朝から勃っちまったからよ。」
そう言う宇髄さんは何故かちょっと不満そうな顔を向けてくるが、意味がわからないし、それよりも後ろからの刺激をやめてくれないのだから私は悶え喘ぐしかない。
「…ちょ、っ、と止め、て、よ…、お願い…!朝からはげ、しぃって…!」
「んー?だってよ、ほの花が昨日のおねだり忘れてんだもん。思い出してくれねぇとやだ。」
「…おね、だり…?え、?」
「ほーら、忘れてる。俺、傷ついちゃったなぁ…。こりゃ、激しく突いてやるしかねぇな。」
そして、また始まった宇髄さんの激しい突き上げに息が止まりそうだ。
おねだり?
おねだり…?何だ。何だっけ…?
駄目だ、快感で頭が回らない。一度だけでも止めてくれたらしっかり思い出せると…思うのに。
しかし、宇髄さんの声はそれを愉しむかのようで絶対に傷ついてないのは明らか。
何なら私にそのおねだりを思い出させるのを愉しんでるんだ。
「…んっ!あっ、やぁああっ、ちょ、ッと…!ま、っ、てよぉ…!うずいさ、ん…!」
「…今も間違ってたぜ?間違い探しに気付けるかなぁ?俺の可愛いほの花ちゃん?」
「わ、かんな…いっ!ちょ、と、とめ、!や、だぁっ、ひっ、だめ、ぇええええっ!!」
結局、分からないままゴリゴリと気持ちいいところを何度も突いてくるので呆気なく私は気をやる羽目になった。