第22章 今の上官は風柱様です!※
お尻どころか背中の方まで冷たい水が広がる感覚に自分がまた吹いてしまったのだと分かる。
しかし、宇髄さんはまだ尚、指の動きを止めてくれなくて私は刺激を与え続けられている。
頭が白っぽくなってきてるが、体は正直で彼の愛撫に呼応するように口から漏れ出る嬌声と溢れ続ける愛液。
ぐちゅぐちゅと蜜路を何度も指で抽送されればその快感で体が震えてしまう。
蜜壷は蕩けきっているのに、未だにやめてくれないのはお腹に感じる硬いそれがあまりにも大きく滾っているからだろう。
いつもその大きさに驚かされるのに今回は一ヶ月も時間が空いていて、感覚的には生娘と同じくらい蜜路が狭くなってしまっているのかもしれない。
いつもそこに挿れるとき、宇髄さんが大粒の汗を滴らせていることを知っている。
きっと私の蜜路は狭いのだろう。
いや、宇髄さんのが大きいのもあるけど。
しかし、通常であってもそんな風に苦労をするのだから今回はもっと挿入しにくいに決まってる。
ボーッとした頭でそんなことを考えているのに再び彼の愛撫で子宮が疼き、絶頂の波が押し寄せようとしていたところで漸く動きが止まった。
ゆっくりと指を抜くと、滴り落ちる水滴は私から分泌されたもの。
もう見たくもないが、彼の布団の敷布の惨状は酷いものだろう。
「…そろそろ挿れていいか。よく頑張って起きてたな。偉いぞ。」
子どもをあやすように頭を撫でられると、嬉しくて勝手に笑顔になってしまう。
宇髄さんの言葉も手の温かさも魔法のよう。
いつも私を絶望から救い出してくれるから。
「なるべく慣らしたけどよ、悪ぃが今日は痛ェかもしれねぇ。久しぶりですげぇ凶暴なんだよ、俺のが。」
「…うん、だいじょうぶ…。挿れて…?」
「…痛かったらすぐに言えよ。ちゃんと痛くないようにしてやるから。」
何度も何度もそう言って確認してくれる優しい宇髄さん。何で彼の元を離れたんだろうか。汚れていたって、こんなに愛してくれるのに。
私が間違ってたね、宇髄さん。
もう二度と離れないから。
ぐちゃぐちゃになってもいいから愛してね。
しかし、蜜壷に押し当てられた屹立は確かに感じたことないほど獰猛で、焼けるような痛みと捩じ込まれる時のめりめり…と皮膚が裂けそうな感覚に腰がひけてしまった。